YouTube・Twitchなどの動画配信サイト規模は年々拡大しており、ネット広告費も増加傾向にあります。
そんな動画配信サイトの1つであるニコニコ動画。
ニコニコ動画の場合、動画は「1080p 60fps」が可能ですが、30分以内という制限があり、ニコニコ生放送(配信サービス)は「720p 30fps」で最大6時間という制限があります。
そのため、最近人気の「Apex Legends」や、「Fortnite」などの動きの激しい配信が厳しいという現状です。
なぜフルHD画質にしないのか?という疑問が生まれるでしょうが、そこには運営している「ドワンゴ」の抱える悲しい問題があります。
今回は、そんな疑問や問題について解説していこうと思います。
ユーザーが激減!?運営が厳しい現状
ニコニコ動画が、このような現状を維持している理由。
それは、収入源の減少にあります。
ニコニコ動画は日本を代表する大人気動画投稿サイトでした。
日本では今YouTubeが爆発的人気を博していますが、10年前の2010年は肩を並べるか、それ以上の人気があったニコニコ動画。
そんなニコニコ動画は「プレミアム会員」というサブスク機能が主な収入源なんです。
そのプレミアム会員が年々減少傾向にあり、「オワコン化」や「過疎化」などと言われています。
収入源であるプレミアム会員が減少するのは、運営からしたらとても痛いダメージでしょう。
そのいっぽう、一般ユーザーは増加傾向にありまだまだオワコン化とは言えないようです。
Social Game Info様より引用:
https://gamebiz.jp/?p=3257
つまり、ニコニコ動画の収入源であるプレミアム会員が減少し、今を維持するので精いっぱいでフルHD画質に予算を割く余裕がないのが理由です。
ニコニコ動画にはコアなゲームが分かるユーザーがいたり、動画や生放送が伸びやすかったりというメリットもあります。
ニコニコ動画は終わらない!月額会員の増加
ニコニコ動画の終わりがない理由。
それは「月額会員の増加」です。
月額会員とは、例えば皆さんが有名俳優の「Aさんのファン」だとします。
ファンなら大抵の方はファンクラブに入るでしょう。
ニコニコ動画では、「チャンネル」という会員制の生配信をすることが可能で、その生配信をみようと会員を登録する方がいるというわけです。
その会員が払う料金のいくらかをドワンゴが受け取り、残りをAさんが受け取るという仕組みです。
これにより、ニコニコ動画の存続が叶っているといっても過言ではありません。
ですがやはりフルHD配信はできない模様...
今の環境を維持するのに精いっぱいなのか、開発途中なのか。
僕自身も2012年からニコニコ動画と生きてきたので、この動画サイト戦国時代を生き抜いてほしいと思っています。
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