メモリには「DDR4」や「DDR3」などの規格があるのはご存じでしょうか?
DDR4とDDR3の違いについて明確に答えれる方は少ないはずです。
結論から言うと、DDR4が高速なメモリだということです。
そんなメモリですが、規格によってどれほどの差があるのでしょうか?
規格の違いによるメリット・デメリットを話しつつ、DDR4とDDR3の速度の違いについて解説していきます!
【DDR4 vs DDR3】規格の違いによるメリット・デメリット
ではまず最初に、規格によるメリット・デメリットをご紹介します!
なぜDDR4を選ぶべきなのか。
逆に、DDR4を選ぶことによって起きる弊害は何なのかを解説していきます!
メリット
- 速度が高速
- 消費電圧が低くなっている
デメリット
- マザーボードに左右される
DDR4のメリット
DDR4には以下のメリットがあります。
メリット
- 速度が高速
- 消費電圧が低くなっている
DDR3は1333MHzまでのクロック数でしたが、DDR4からは2800MHzまでのクロック数まで拡大しました。
この「○○○○MHz」は、規格(DDR4-××××)の半分なので、
例えば1333MHzの場合の表記は
1333MHz×2=2666MHz
ということになります。
消費電圧も1.5Vから1.2Vまでに低下したため、低電圧でパソコンを使用することができます。
それに伴い電気代も安く済みます!
DDR4のデメリット
DDR4には以下のデメリットがあります。
デメリット
- マザーボードに左右される
一見なんのデメリットもなさそうに見えますが、実はマザーボードによっては使用ができない場合があります。
使用できないマザーボードは、CPUが第6世代以前のマザーボードです。
CPUが「Core i〇 6○○〇」以前のパソコンは対応しておらず、購入しても取り付けることができません。
マザーボードをダウングレードにする方は少ないと思いますが、自作PCが趣味の方は注意しましょう!
DDR4は速度がスゴイ!対応マザーボードに注意
速度が高速で低電圧で稼働することを解説してきました。
そんなDDR4ですが、実は早ければいいというものではありません!
DDR4には「DDR4-2666」や「DDR4-3200」という規格があります。
最大が「DDR4-5600」となっていますが、実際そこまで高速なメモリに対応したマザーボードは存在はしたとしても販売されていません。
そもそも「DDR4-5600」という速度のメモリ自体が高額すぎますし、そんな大容量なデータをメモリに蓄積しても、CPUの処理が追い付かないようです。
マザーボードも3200MHzが販売されている限界の速度です。
最高級のパソコンを作りたい!という方がいても、3200MHzが限界なので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
DDR4は速度が高速で、最新のパソコンを組み立てるならDDR4一択です。
DDR3は第6世代以前のパソコンを組み立てる方"のみ"購入しましょう!
ではまとめると以下のようになります。
ポイント
メリット
- 速度が高速
- 消費電圧が低くなっている
デメリット
- マザーボードに左右される
DDR3は第6世代以前のパソコンのみ対応!
マザーボードによって対応している速度が違ってくるため、マザーボードの対応スペックに注意して購入しましょう!